徒然日記

オープンソースの問題点

コンピューターの世界では「オープンソース万歳」という風潮があるが、俺は別にオープンソース万歳という考え方ではありません。
むしろ、オープンソースで腹立つことの方が多いかもしんない。
オープンソースの問題点を挙げるとすると、以下の2つ。
①デファクトスタンダードが確立しづらい
②責任者が明確でない
①はLinuxのディストリビューションの乱立とかが一番顕著かと。
開発者が思いつくままに開発するもんだから、亜流が多いったらありゃしない。
デファクトスタンダードがないと、何が問題かというと、「ビジネスで使い物にならん」ってことですわ。
企業間や顧客との交渉で、話通じなくなるし。
②は個人的に一番腹立つかなー。
責任者が明確でないから、製品にバグとか不満があっても文句を言えないんですよ。
オープンソースの理論では「改善点はみんなで共有してみんなでよりよくしていきましょう」ってことなんでしょうが、「いつまでにやらなければいけない」というプレッシャーがないから、開発者が手をつけたくないこと(地道なバグ除去とか)は後回しにされがち。
よって、「わかる人だけわかる」という、技術者でない利用者の考えをまったく無視した環境ができあがるわけですな。
LinuxのWindow環境のショボさとかみれば、一目瞭然ですな。
ま、この辺のことが改善されないと、「WindowsからLinuxにみんなで移行しよう!」とか、ちゃんちゃらおかしい話ですよ。
ぶっちゃけ一般ユーザとしてはWindowsの方が圧倒的に使いやすいと思うんですけど。
ゲイツが帝国を築き上げれたのにはそれなりに理由があるわけで。
それを技術だけで商売のしかたが下手糞なやつらが馬鹿にしようが、
「所詮、負け犬の遠吠え」にしか聞こえません。
技術者は何かとゲイツを馬鹿にしますが、俺はゲイツはすごい人だと思いますけどねぇ。