徒然日記

ジャック・ウェルチ わが経営


やっと読破ー!
なんだかんだで、2ヶ月くらいかかったな・・・。
なかなか読む時間がとれなかったので・・・と言い訳してみる(;´Д`)
ジャックさんは、いかにもアメリカーンな経営者。
極端にいえば、できる人は給料どかーん! できない人はクビ!
みたいな。
かといって冷酷というわけではないです。
ちゃんとした経営哲学に基づいての行動。
俺、やっぱこういうシンプルな考え方好きだな。
第24章の「CEOという仕事とは」が赤線でいっぱいになった。
以下、心に残った言葉。
・私に本音とたてまえはない。やり方はただひとつ~真っ直ぐに前進するのみ
・組織はそのトップにいる人間の考え方をよりどころにしながら動くものだ
・(私は)GEの誰もが(私を)理解している人間になることを望む
・意見の発信元がどこであろうと関係ない(意見を出す際に肩書きなど関係ないということ)
・傲慢な態度が組織を殺す。あからさまに野心を遂げようとする姿勢も同じ結果をもたらす。
・自信にあふれた人たちは自分の考え方に批判や反論が向けられる事を恐れない
・自信のある人とは自分を飾らないでいられる人だ
・情熱のある人とは、声が大きく態度が派手ということではない。本人の奥底から湧き上がってくる何かをもっているかだ。
・形式だけの年間予算など無意味だ。自分たちの夢を反映した最高の数字、「ストレッチ」の数字を掲げることで、スタッフに活力が生まれる。
・君たちは部下を祝福する機会を十分につくっているか
・マネージャーの仕事とは自分のチームに楽しく仕事をしてもらうことだ。楽しみを感じていれば、人はそうした環境で立派な成果を上げられる
・差をつけることはきわめてむずかしい。それが簡単だと考えている人は組織にいるべきではなく、それができない人もいるべきではない
・「決定を保留したほうがよかったときは何回あっただろうか」。また反対に「もっと早く動いておけばよかったと考えたときは何回あっただろうか」。いうまでもなくほとんどの場合、あとの思いのほうが勝っている。(スピードの重要性について)
ってな感じ。
共感するところもあり、耳が痛いところもあり。
でも、総じて俺の進む方向は間違ってないと確信がもてるようになった。
今なら、前職の文化がいかにゴミかって論理的に説明できます。
一言でいうなら経営層がゴミ。文化がゴミになるのはそれしか理由がない。
一例としては、下っ端が課長に意見を直接言うと、
「その意見は先輩の承認を得ているのか?」とたしなめられたとき。
「いや、先輩レベルじゃ企業ビジョンを理解してるか怪しいからあんたに直接確認してるわけだが・・・」
って思いました。
今なら確信をもっていえる。
企業文化の違いは転職の大きな理由になる。
ってか、このジャックさんをもってして「経営の神様がいるとするならそれはピーター・F・ドラッカーだ」といわしめるドラッカーさんは流石としか言いようがない・・・。
ドラッカーさん本格的に読み込んでみようかな。