Chain of Responsibilityパターン

■目的
ある要求が発生したときに、その要求を処理するオブジェクトをダイレクトに決められない場合に、たらい回しを実現するためのパターン。
■メリット

  • 要求を送信するオブジェクトと受信するオブジェクトの関係が弱まる
  • 要求を処理するオブジェクトをクライアント側に意識させずに自動的に割り当てることができる
  • 要求の処理方法を動的に変更できる

■考慮事項

  • 要求を処理する順序や条件を考慮する必要がある
  • チェーンが循環しないように注意する必要がある
  • たらい回すことで、ダイレクトに処理オブジェクトを決定する方法より処理が遅くなる

■関連しているパターン

  • Compositeパターン
  • Commandパターン

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