黙々と作業

■今日の成果
Sambaとりあえずインストール完了。
ファイルの共有方法等に若干の課題が残っているが、
それは、後々チューニングすることにする。


■今日の手順
■Sambaのインストール
# yum install samba
これでsamba-3.0.3-5とsamba-common-3.0.3-5が入る
# yum install samba-client
これでsamba-client-3.0.3-5が入る
# yum install samba-swat
これでsamba-swat-3.0.3-5が入る
※サーバーとして利用するだけなら、sambaとsamba-commonだけでいい筈だが、
smb.confのエラーチェックにひっかかったりしたので、samba-clientとsamba-swatも
インストールしておくことにした。
■サービスの状態確認
# chkconfig –list smb
■サービスの自動起動の設定
# chkconfig –level 35 smb on
これでランレベル3と5でsambaが自動起動するようになる。
■OSを再起動せずにサービスを即座に起動
# service smb start
■/etc/samba/smb.confの編集
printing = bsdをprinting = cups に変更し、
コメントアウトを外す。
日本語を扱うために以下の3行を追加
mangling method = hash
dos charset = CP932
unix charset = UTF-8
ユーザ管理データベースはTDBを使った方がいいみたいだけど、
資料が少ないので、既存のsmbpasswdを使うことにする。
よって、設定はデフォルトのまま。
パスワード管理用に下記の2行のコメントアウトを外す
encrypt passwords = yes
smb passwd file = /etc/samba/smbpasswd
■smb.confの変更の反映
# service smb reload
■ユーザーの追加
※Sambaでファイルを共有する時は、Linux上のユーザとSamba上のユーザが両方必要である。
よって、下記の手順でユーザを追加する。
# /usr/sbin/useradd th95324 -g グループ名(省略可)
にてLinuxユーザth95324を追加
# smbpasswd -a th95324
にてSambaにもユーザth95324を追加←useraddを事前にしておかないとはじかれる。
■パスワードの統一
Linuxパスワード/etc/passwdとSambaパスワード/etc/samba/smbpasswdは、
通常別々で管理されるが、統一した方が都合が良い。よってパスワードの同期のために
下記の1行を/etc/pam.d/system-authに追加
password required /lib/security/$ISA/pam_smbpass.so nullok use_authtok try_first_pass
こうすることで、/usr/bin/passwd コマンドでパスワードを変更すれば、
Sambaパスワードも同時に変更される。
よって以後のユーザー追加時の手順は
1. useraddでLinuxユーザー追加
2. smbpasswd -aでSambaユーザー追加
3. /usr/bin/passwd でパスワード設定
となる。
※smbpasswdコマンドによる同期もできるはずだが、今回は上手くいかなかった。
samba-clientとsamba-swatをインストールする前に試したので、
今やれば、上手くいくかもしれない。が、/etc/passwdで同期が取れているので、
無理に取り組まないことにした。
■接続テスト
Windows端末において、「マイネットワーク」から「Microsoft Windows Network」を選択して、
Sambaサーバをクリックし、ユーザー名「th95324」とパスワードを入力すれば、
th95324のホームディレクトリ=/home/th95324を操作できることを確認した。


■Samba今後の課題
・Samba共有領域のマウント方法について検証が必要
・自由にフォルダを共有する方法について検証が必要
・SWATの動作確認(事前にsmb.confのバックアップを取ること)
・/etc/samba/lmhostsにSambaサーバーの設定を追加しなくてはならないかも・・・。参考P801
・ゲストユーザーの設定をしたほうがいいかも。
■気になった点
# testparm /etc/samba/smb.confにて、
smb.confのチェックを行うと、
/usr/lib/samba/upcase.dat
/usr/lib/samba/lowcase.dat
/usr/lib/samba/valid.dat
がないと言われた。
が、samba-clientとsamba-swatを入れたらでなくなった。
サーバ運用が目的でもsamba-clientとsamba-swatを入れておいた方がいいっぽい。
■明日やること
・Apache君のチューニング
・鬼のBIND設定に手を入れたいな♪
■今日の感想
脳みそ使うと、お腹すぐ減る・・・・・_| ̄|○

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