Javaの例外の種類について

すべての例外はクラスThrowableのサブクラスである。
例外には、大きくわけて2つの種類がある。
・チェックされる例外(RuntimeException及びそのサブクラスを除く、Exceptionのサブクラス)
・チェックされない例外(RuntimeException及びそのサブクラスと、Error及びそのサブクラス)
チェックされない例外は実行時例外と、エラーの2つに分けられる。
・実行時例外(RuntimeException及びそのサブクラス)
・エラー(Error及びそのサブクラス)
※クラス階層図はプログラミング言語Java第4版 244ページが参考になる。
ExceptionとErrorがThrowableの直接のサブクラスで、RuntimeExceptionはExceptionの直接のサブクラス。
この中で、Errorはシステム側で投げるのが慣例化しているので、自分で投げるべきではない。
よって、アプリケーション作成時に意識するのは、チェックされる例外か、実行時例外かである。


チェックされる例外は、catch節で処理するか、さらに外側に伝播させるか(throws節の記述)を呼び出し側に強制する。
標準例外は、標準ランタイム例外とも呼ばれ、実行時例外の一部である。
基本的に、標準ラインタイム例外でなんとかするように努力すべき。
どうしても自分で例外を定義する必要がでてきたら、Exceptionを拡張して、チェックされる例外とするべきである。

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