UNIXとLinux

似て非なるものというか、明確な住み分けは歴史をみないとわからん。
以下、面倒なんで、ひたすら直リンクでご説明します(笑)
■そもそもUNIXとは
どうやら、ベル研究所(親会社AT&T)のオッサンが開発したようで。
■Linuxの原型であるMinixとは
オランダ人が、勉強用にUNIX風味(UNIXと公式な関連はナシ?)のOSとして開発。
そういえばMinixの本が実家にあるなぁ・・・・。
8,000円ぐらいしたんだよね・・・・。生活に困ったら売ろう・・・。
■んじゃLinuxって何?
フィンランドの学生さんが、Minixだと実用に耐えないので、改良しようとして作った。
機能としては、UNIXと同じようなものが使えるが、UNIXと公式な関連はゼロ。
ようするにUNIXを、第三者が真似て「同じような機能が使えるOSを作りました」ってこと。
だから、Linux用のプログラムがUNIXで動かない場合があるのはあたりまえ。
あと、UNIX互換じゃないから、ライセンス絡みがオープン。
だから普及したんだね。
BSDって何ですか
カルフォルニア大学バークレー校で、AT&T(ベル研究所)が配布したUNIXソースコードを改良して作ったOS。ゆえに、UNIX互換。
んが、UNIX互換であるがゆえに、AT&Tとのライセンス絡み(UNIXはフリーではないらしい)で揉めて結局一般人に普及しなかった、悲しいOS。
System V系とBSD系の違いはなんですか
本家AT&T様の直営UNIXがSystem V系と考えればよいかと。
一番有名なバージョンはSVR4。
んで、カルフォルニア大学バークレー校で開発してるUNIXがBSD系。
この2つがUNIXの二大系統らしい。
現在の製品で有名なのは、System V系ならSolaris
BSD系はMac OSとかに採用されてるらすぃ。
UNIX系統図
これからも、LinuxがUNIXと関係ないということがよくわかる・・・・。
POSIXって何?
UNIX用の共通APIという解釈でいいのかな?
で、LinuxもPOSIXに準拠してるけど、厳密にはPOSIXを取得してない(商標を取得してない)ので、Linux Is Not UniXと呼ばれることもあるということですな。
■まとめ
まぁ・・・ごちゃごちゃ書いたが、「LinuxはUNIX風味なOSであって、厳密な互換性はない」ということを押さえていればいいかと。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です