コアファイルとは

プロセスが不正な処理を行い,何らかのシグナルを受け取って異常終了すると,UNIXシステムはそのプロセスのコア・イメージを出力する。この出力ファイルをコア・ファイルと呼ぶ。コア・イメージは「core.プロセス番号」で作成され,プロセスのカレント・ディレクトリに書き込まれる。コア・イメージには,プロセスを終了させた要因や終了時点でのステータスに関する情報が含まれている。コア・イメージを参照することで,プログラムのバグを検出することができ,プログラム開発段階では有効な情報となる。しかし,コア・ファイルが第三者に参照されると,メモリ上に存在するパスワードなどの機密情報が漏えいする危険性がある。不必要なコア・ファイルを残しておくべきでない。コア・イメージを参照するプログラムとしてはgdbやdbxなどのツールがある。

ulimit -cでコアファイルを出力するかどうかを確認できる。0だったら出力しない。
gdbで使うと便利っぽいけど、そんなに必要となるものじゃないのかな。

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