CPPUNIT代表的なマクロ

CPPUNIT_ASSERT( condition );
  conditionにはテストの結果が正しければ真(=true、非0)となる式を記述します。例えば、テストの結果で変数「x」が「0以上」であることを期待するなら、次のように書きます。
 CPPUNIT_ASSERT( x >= 0 );
CPPUNIT_ASSERT_EQUAL( expected, actual );
  expectedに期待する値を、actualに実際の値を指定します。両者が等しければテスト成功です。
CPPUNIT_ASSERT_DOUBLES_EQUAL( expected, actual, delta );
 期待する値(=expected)と実際の値(=actual)との差が、deltaに指定された値以下であれば、テスト成功とします。
CPPUNIT_FAIL( message );
 必ず失敗します。失敗時にmessageに指定された文字列を出力します。これは主に、正常ならば絶対に通ることのないパスに書きます。例えば「f()」という関数が「0」か「1」を返し、それ以外の値を取り得ないのであれば、次のコードのように記述します。
switch ( f() ) {
case 0: … ; break;
case 1: … ; break;
default: CPPUNIT_FAIL(“shouldn’t be reached!!!”);
}
 これら検証マクロは1つのテスト・ケースの中にいくつ書いても構いませんが、その中でテストに失敗すると、それ以降のテストは行われず、次のテスト・ケースに実行が移ります。

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