サービスを自動起動させるには

Linux起動プロセスの流れからわかるように、サービスを自動起動させるには、
①/etc/rc.d/init.d/ にサービス用の起動スクリプトを配置
②サービスを起動させたいランレベルに対応する/etc/rc.d/rc*.d/ 配下に、
 ①の起動スクリプトへのシンボリックリンクを作成(S*を作成する)。
手動で②を全部やってもいいが、正直面倒。
そこで、/etc/init.d/syslogサービスを動作させた上で、①で設置した起動スクリプトに管理用エントリを追加しておけば、chkconfig -add オプションを指定した際に、S*かK*(追加時の初期設定による)シンボリックリンクが/etc/rc.d/rc*.d/ 配下に自動的に作成される。
なお、S*とK*は排他的(S*とK*が同時に存在するとおかしなことになる)でchkconfigで自動起動が有効の場合はS*が、無効の場合はK*が自動作成される。
サービスを停止しているだけでは、K*シンボリックリングが存在するので、サービスを完全にsyslogの管理外にする場合は、
# chkconfig -del サービス名
とすれば、/etc/rc.d/rc*.d/配下のシンボリックリンクが完全に削除される。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です