ナレッジマネジメント

ナレッジマネジメントってのは、かなり昔から話題に上る頻度が高いネタだと思いますが、これが効果的に機能している例ってのはあまり聞いたことがありません。
いや、定型処理の場合はそれこそ市販のグループウェアでも導入すれば大きな効果があがるんですけど。
開発系だとWikiぐらいしか思いつかないなー。
そもそもナレッジってのは暗黙知形式知があって、Wikiで情報共有する際でも「暗黙知を形式知に変換して投稿する」っていう手間があるんだよね。
で、神様レベルの技術者ってのは有効な暗黙知をたくさん貯め込んでいると思うんだけど、その中には形式知に変換するのが難しい(というか手間がかかりすぎる)ものが多いと思うんだよね。
「本人はわかるけど、他人には説明できない」みたいなナレッジが。
それを共有できてこそ、真のナレッジマネジメントだと思うんだけど。
マトリックスの「インストール」みたいのができれば一番いいんだけどね(笑)
俺も自分用のナレッジはtaperiumにどんどん反映してるから、そういう意味ではこのサイトはもはや仕事に欠かせないぐらいの存在なんですけど、他人が見てもここに書かれている記事が有効かは謎ですね。ぶっちゃけ俺がわかればいいように書いてるし。
デキる技術者にとって、暗黙知を形式知に変換しても、自分には大したメリットがない(備忘録にはなるけど)し、そもそもそんな暇があったら別の暗黙知を貯め込む事に使った方が有効だと思うのが、現実なんじゃないかな。
それを打破するにはどうしたらいいんだろうね。
一つの解決策としては
「暗黙知⇒形式知」
にかかる手間にギャランティをつけてやればいいんじゃないかな。
技術書として本を出版するとかさ。
いいねぇ、本出版。
いい本書けば、おいしい副収入ですよ!
まぁ、最先端の情報は機密が絡むので難しいとは思うが。
しかし、難しいネタですね。
なんかうまい方法ないもんかね。

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