新規企画における既存作品との兼ね合い

ゲーム企画の勉強のために、小説とか映画を見て、「面白い表現だなぁ」と思うことはあるのですが、天邪鬼の俺としては、「既存の作品として形になっているわけだから、この表現を使ってゲームは作れないなぁ」などと思ってしまいます。
けれど、世の中の全ての表現とかぶらない作品ってのは、そうそうないということも事実。
なんらかの既存作品の要素をとりこんで、足してこねて、それに新しい要素をちょっと加えて作り出した作品がいわゆる名作という奴なんじゃないかなぁ。
そういう名作を作るためには、やっぱ既存の名作もやっておくに越したことはないんでしょうねぇ。
某日本ファルコムのゲームとかは、世界観とキャラ設定と音楽は光るものがあるのに、基本となるゲームシステムが明らかに現在のトレンドを無視しているところが、PCゲームとしては売れるけど、コンシューマーとしては売れない理由だと思います。とはいえ、英雄伝説6に関しては、FF7とかのマテリアシステムを、ある意味開き直りでパクッたおかげで、名作となりうるゲームになってると思います。
既存作品との兼ね合いは、結構難しいですね。でも、場合によっては確信犯的なパクリもゲームの全体的なクオリティアップには必要なのかもしれませんね。

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