技術者の上司は技術者であるべきか

技術者が上司だった場合のメリットは
・自分がやっていることを論理的に評価してもらえる
・技術者として進むべき道を具体的に指導してもらえる
・技術者はやっぱりできる技術者を尊敬する(ので命令されても納得感がある)
デメリットは特にないと思います。
あえていうなら、しょぼいことやってるとすぐバレるってことかな(笑)
が、日本の社会は正直、「技術者が舐められている」ので、現実的にはなかなか難しいかもしれません。
ハッキリいいますけど、ほとんどの技術系企業において
・スペシャリスト
・マネージャー
だったら、確実にマネージャーの方が給料高いです。
同じぐらいは出してもいいと思うんだけどな。
これじゃー、スペシャリストは育ちにくいよね。
あと、技術者の上司といっても「過去の実績」で上にいる人が日本の場合は多い。
ので、「いつでも最前線に立てます!」っていう人は少ない。
そうすると、冒頭のメリットもほぼ無意味となるわけで。
まぁ自分の立場で考えると、なんとなくわかるんだけどね。
40~50代になったときにバリバリの技術者としてやっていけるかというと疑問はある。
この業界、技術変化激しいからな。
その点、音楽とか伝統工芸ってマジで羨ましい。
若いうちに身につけた技術は絶対無駄にならないからね。
サーバサイドはまだ汎用化されてるからいいけど。
SQL、インターネット、Linuxの技術はそうそう大革新はない気がする。
が、クライアントサイドは、5年ぐらいでライブラリ一新だもんな。
つらそうwwww
なんか話しずれた。
結局、文系・理系のどっちの上司がいいかって話にするつもりだったんだよな。
自分がスーパー技術者だったら、別にどっちでもいいんだけど、
ぺーぺーの現時点では、やっぱり理系上司の方がいいかな。

2 件のコメント

  • 「技術者倫理」って授業でそういうことをやったけど、やっぱり上司というか経営陣は文系向きだと感じた。
    専門家(ここでは技術者)を生かすのも殺すのも上だからねぇ。
    結局、技術者は学校で人を扱うようなことをしてなく、ひたすら勉強だから使われる立場になっちゃうのはしょうがない気がするんだけど。

  • >結局、技術者は学校で人を扱うようなことをしてなく、ひたすら勉強だから使われる立場になっちゃうのはしょうがない気がするんだけど。
    うーん、確かにそれはあるな。
    技術者でも製品を作るために部下をマネジメントするぐらいの能力はつくけど、
    経営分野まで踏み込むとなると、文系出身の方が有利だろうねぇ。
    開発と経営って根本的に別物だから、
    技術者→経営者っていうラインは微妙だと思うんだよな。
    (経営者→技術者よりかはマシだが・・・。)
    それよりも開発ラインのトップを目指した方が能力を活かしている気がする。
    俺が理想としているのは、HONDA創業時の「経営の藤沢武夫」と「技術の本田宗一郎」という関係かな。
    どっち上でどっちが下という考えはこの二人の間にはないと思うんだよね。
    経営のトップと技術のトップは同等(もしくは経営がほんのちょっとだけ上)ぐらいがいいなぁ。
    じゃないと技術者には夢がない(;´Д`)
    本文中の
    マネージャー⇒経営陣
    スペシャリスト⇒技術のトップ
    って、解釈するとスペシャリストもマネージャーぐらいの給料欲しいよね。
    まぁスペシャリストもマネジメントはするわけだが。
    となると、完全に技術だけで人の使い方がまったくわからない人が、給料安いのはしょうがない気もするね。
    ま、いいたいのは経営陣が技術陣よりも偉いと勘違いしてる所は嫌だなぁということです。
    上とか下とかじゃなくて、単なる役割分担だから。
    そこの所を世の中の企業にはもっとわかっていただきたい。

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