経験が長くなると人に聞けなくなるという意見について

「人に聞けるのは新人のうちだけ」
って、新入社員に先輩社員が警告することはよくある光景ですが・・・、
俺は
「何年経験しようが、わかんねーことは聞けばいいんじゃねーの?」
って思ってしまうんですが。
むしろ、わからないことを質問しない人の方がタチ悪いと思うんだけど。
いや、先輩社員の真意はわかりますよ。
「何年もたってから、社内・業界の常識的なくだらないことは質問するな」
ってことでしょ。
うん、それはまぁ納得できるんだけどさ。
なんかたまに拡大解釈して、
「最新技術とかで知らない知識を人にきいてはいけない」
みたいな雰囲気を感じることがあるんだけど、それはおかしくね?
や、その人がリーダーの立場で、聞く相手が部下。
みたいな状況だと気まずいのはわかるんだけどさ。
が、そこを遠慮せずにガンガン聞ける関係がホンモノな気がするのは俺だけ?
俺、質問されて教えるのが好きなのでそう思っちゃうのかもしれないけど。
人に質問することって「楽することなの? よくないことなの?」
うーむ。
「くだらんことは聞くな」
って、何がくだらなくて、何が意味あることなの? その基準は?
人それぞれでしょ?
・・・
なんとなーく、なんとなくだけど、偉大な経営者はこの辺の事情を全部飲み込んだ上で、「わからないことはすぐに質問する」という行動をとっている気がする。彼らにとって「質問することの恥」なんて些細なことで、「状況を把握しないことによるデメリット」の方がはるかにでかいからだと思います。
人、ひとりが調べられることなんて限界がある。
が、別に会社はひとりでやっているわけでもない。
たくさんの仲間がいる。
それを活かすためにも「質問は悪」という文化は根付かせたくないなー。
※追記
って書いたけど、経営情報と技術はまた別なのかもなぁ。
結局、技術は自分で勉強すんのが一番かもな。

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