売れているだけのことはあるね。
まー、アメリカ志向な俺とは考え方が違うところも多いですが、
「なるほど、そういう考えもあるな。」
という印象。得るものはあった。
ただ、ドラッカーさんを読んだときみたいに絶賛はできないな。
なんか、思い込み激しいし、この著者。
資本主義を追求すると貧富の差が拡大し、世の中殺伐とするばかり。ってのは俺と同じ意見。
ま、俺自身は弱肉強食でもいいんだけどね。
この本読んでると、「武士道」を読むべきだと思ってきましたね。
俺は、アンチ武士道だけど、薄々、新渡戸さんの武士道自体はそこまで否定するもんではないって気はしてるんですよ。
抹殺すべきは武士道を変な方向に解釈してるドアホだけな気がする。
これ、数学者が情緒について述べてるから説得力があるんだろうな。
生粋の文系がこれを書いたら、
「は?理論を追求した事のない奴が、情緒とかいう都合のいい言葉で逃げてんじゃねーよ」
って思うだろうなー。俺なら思う。
てか、この著者の親・・・・、新田次郎じゃねーか(;´Д`)
新田次郎、結構好きです。「孤高の人」とか面白いよ。
山岳小説といえば新田次郎。俺の中では。
親がしっかりしてると、子もしっかりするんですのー。
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