卒研について思う

卒研って意味ないよなー。
意味ない研究しかしなかった(できなかった)ってのもあるけど。
理想の卒研ってのは
「学術的に斬新な発表をすること」
だと思うんですよ。
これってさー、大学院ならともかく、高専レベルだったら普通到達してないよね。
就職だって決まってて、学者になる気もなかったのに、
指導教官は前述の理想を掲げてこちらに対応するわけだ。
こっちはそれに応えるレベルに達してないし、そもそもそんな研究をする気もないから、
当然噛み合わないと。
振り返ってみると、卒研当時、俺は「卒業制作」がしたかったのに、
教官は「卒業研究」を求めていた。
だから、結果大失敗に終わったんだよね。
卒研の研究内容なんて所詮高専レベルだったらゴミなわけで、
習得しておいてメリットがあるのは、論文の書き方だけ。
ま、論文の書き方も就職組にとってはさしあたって必要じゃない気がします。
一線級の技術者になったときに、書き方覚えればそれでいいんじゃねーの?
だって、現時点で既に書き方忘れてるし。
背伸びしすぎなんだよね。
高専レベルだったら、卒研じゃなくて卒業制作にして、
就職する会社に必要な技術を固めてしまった方が良い気がする・・・・。
あと、本気で「学術的に斬新な発表をする」場合、学術的技術よりも
適切な研究テーマを見つけることの方が重要なわけで。
となると当然、アイディア出しの技術が必要になるわけだけど、
その辺に対する教育は高専ではしない。
教授様は天才すぎて研究テーマが一杯思いつくから
そんなことを教える気もないのかね。
日本の発想力の貧困さってのは、絶対教育機関が原因だと思う。
先進技術で欧米になぜ勝てないのかをもっと考えないと。
20歳を過ぎてからアイディア出しの重要性に気づくようでは遅いって。

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