昭和の日本を代表する経営者の一人、松下幸之助。
とりあえず、この辺の人たちの考え方は押さえておこうかなーと思って買ってみた。
俺が思う昭和の代表的経営者は
ソニーの井深大、盛田昭夫
ホンダの本田宗一郎、藤沢武夫
松下の松下幸之助
あたりだと思ってるので、あとはソニーを攻めれば終わり。盛田昭夫は大体知ってるけど。
で、内容だけど、幸之助さん、戦国時代と中国史が大好きですね・・・。
まぁ、サンプルが豊富ってのは良くわかるが。
内容は共感できる部分も多かったけど、一点だけ気になる点が。
最近のトレンドでもある集団指導体制については一切触れられてません。
幸之助さんの時代にはまだなかったからね。
あと、幸之助さんは技術者じゃないこともあって、
「先人に学ぶ」ということは重視しているが、「先端を自ら生み出す」という視点が足りないと思う。
これが、本田宗一郎との大きな違い。
まー、松下電器は「先端はソニーに開発させろ」みたいなことをいってますからね。
技術をパクって小型化、省エネ、低価格化させるのが松下電器の得意分野。
俺のイメージでは。
その分野では世界一だから、まぁそれもいいんじゃないかと。
やっぱ、技術屋さんとしては本田宗一郎の方が共感できます。
流石に昭和を代表するだけあって、この辺の人たちの考えを勉強すると
経営のキモっていうか共通項がわかってきますね。
※どうでもいいけど、PHP研究所って幸之助さんが設立したんですね・・・。
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