成功を体験した集団を、
現状否定をして
改革すべきではないと思います。
その人たちは
善意でそれをずっとやってきて、
しかもそれで
成功してきている人たちなんですから、
現状否定では理解や共感はえられないんです。
世の中のありとあらゆる改革は
現状否定から入ってしまいがちですが、
そうするとすごく
アンハッピーになる人も
たくさんいると思うんです。
だって現状を作りあげるために、
たくさんの人が
善意と誠実な熱意で
やってきたわけでしょう?
不誠実なものについて
現状否定をするのはいいと思うんですけど、
誠実にやってきたアウトプットに対して
現状否定をすることだけは
「なし」だと思うんです。
わたしはいま、
任天堂がいまのこの環境なら
変わったほうがいいと思うことはあるけれども、
現状否定からは入りたくないし、
入るべきだとも思っていません。
たくさんのことを変えてもいるのですが、
否定したいから変えるのではありません。
「わたしがもしも昔の時代にいたら、
いま任天堂がやっているのと
おなじような方法をとったと思うよ。
でも、環境が変わったでしょう?
周囲が変わったでしょう?
ぼくらが変わらなかったらどうなる?
ゆっくり死ぬ道を選ぶ?
それとも、もっとたくさんの人が
未来にぼくらの作ったもので
よろこんでくれるようになる道を選ぶ?」
ということです。
やべぇ超共感できる。
岩田社長に惚れそうです。
田中真紀子とかは、岩田社長の爪の垢を煎じて飲むべきだね。
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