理想の教育システム

教育についてちょっと考えてみる。
まずニーズ分析から入ってみる。
国家(政治家)のニーズ
・みんなが真剣に勉強して、国家全体の学力が向上して、国に利益をもたらして欲しい。
・子供の自殺、いじめを防止したい。
親のニーズ
・子が良い大学に入って安定した仕事に就いて欲しい。
 ので、とにかくテストの点数が上がる教育を望む(多数派)
・子が望む道に進むのをサポートするような教育であって欲しい(少数派)
・勉強ばかりやっても心が貧しくなるから、のびのびと自然に育てたい
 (学校勉強のメリットを感じることのできなかった親が考えそう。割と多そう。)
子のニーズ
・勉強なんてつまんねーからやらなくてもいい。
・勉強は必要だと思うけど、現在の学校教育は無意味すぎる。
・勉強面白いっす。テストで点数取るのが喜びっす。でも何の役にたつのかはわからないっす。
・現在の学校教育の有効性がわかっているので勉強している。ゆとり教育はぬるすぎるので、
 もっと高度な勉強がしたい。
・返事がない。なにもかんがえていないようだ。
こんな感じかなぁ。
ここで記事の引用。

たとえば、日本よりも授業時間が少ないにもかかわらず、OECDの国際的な学習到達度調査(PISA)でトップの成績をあげたフィンランドの教育システムは、なんと、「各学校の校長にカリキュラムを決める裁量権が与えられている」などをはじめとして、日本の教育制度からみるとほとんど奇想天外なほどのユニークさがある。 by分裂勘違い君道場

うーん、これは日本でも導入した方がいい気が・・・。
つっても現状の学力至上主義も、インド・中国の教育現場を考えると、
少しでも競争力の低下を防ぐためには、重要な気もするけど。
まぁ、結局コスト的に負けるから、学力至上主義でいくなら、
世界一の水準の人間を量産して、価値創造を生み出す立場にならないとダメだと思う。
が、東大だって世界的にみたらただの地方大学。
真の意味での一流は米国に占められているわけで。
つーか、日本語という超ローカル言語のハンデを背負っている日本が、
学力水準世界一になることはおそらくないです。
一部の天才が世界に名をとどろかせることはあると思いますが。
では、どうするのが理想なのかねぇ。
なんとなく、多様性だと思いますけどねぇ。
それぞれがやりたい事を追求できる制度だったらいいんでないの?
まー、やりたい事が固まるのがある程度成長してからっていう問題もあるが・・・。
どこかの医者が
「学校勉強は頭のアイドリングだ。役には立たないかもしれないが、
やりたい事が見つかったときに、アクセルを全開にしやすくなる」
っていってたけど、確かにそれは言えてるなぁと思いました。
うーんそうすると学校勉強もやっといた方がいいよね。
でも役に立たないってわかりきってることを勉強するのは萎えるよな。
混乱してきた・・・。
結局、親なり、身近な教育者が、子の望むカリキュラムをその都度創造していくしかないんじゃないのか?
国にまかせててもダメだろ。
というわけで、フィンランド式を採用すればいいんじゃね?
と、日本人らしくパクリ提案をしてみる( ; ゚Д゚)
ま、これも日本の教育者は欧米人と違って提案能力が低いから、
そう簡単には機能しないと思いますけどね。
そう、子供の勉強どうのこうの言う前に親がまず勉強しろ。
そうか、俺はこれが言いたかったんだ。スッキリした(´ω`)
連綿と続く流れを断ち切るには相当エネルギーがいるな。
安倍ちゃんには頑張っていただきたい(´・ω・`)

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